最近、日本国内で麻疹(はしか)の流行が懸念されています。
麻疹は非常に感染力が強く、免疫がない人が感染するとほぼ100%発症し、肺炎や脳炎などの重い合併症を引き起こすこともある恐ろしい疾患です。麻疹だけでなく、風疹、水痘(水ぼうそう)、ムンプス(おたふくかぜ)といった感染症も、成人が感染すると重症化しやすく、注意が必要です。これらの感染症から自身と大切な人を守るために、「抗体検査」で自分の免疫状態を把握することは非常に重要です。

自身の「免疫の有無」を正確に知る

麻疹を含めて、多くの感染症の予防にはワクチン接種が最も有効ですが、過去の接種回数や時期によっては、時間の経過とともに抗体価が低下している可能性があります。抗体検査を受けることで、現在の自分が十分な免疫を持っているかを確認でき、必要に応じた追加接種の判断材料となります。

社会全体の「集団免疫」への貢献

抗体検査は個人の発症を防ぐだけでなく、周囲への二次感染を食い止める鍵となります。特に、まだワクチンを接種できない乳幼児や、妊娠中の女性、持病で接種が受けられない方々にとって、周囲が免疫を持っていることは最大の防御となります。

確信を「安心」に変えるために

「子供の頃にかかった気がする」「以前接種したはず」という曖昧な記憶だけでは、現在の免疫力は判断できません。抗体検査を受けることで、追加のワクチン接種が必要かどうかを客観的な数値で確認でき、無駄のない効率的な予防対策が可能になります。

当院の抗体検査・ワクチン接種

当院では、麻疹、風疹、水痘、ムンプスの各抗体検査およびワクチン接種も可能です。
少しでも不安を感じられる方はお気軽にご相談ください。

院長 山口 龍生