効果的なリハビリテーションを行うためには、お一人おひとりの身体機能やリスクに合わせた機器選定が欠かせません。
特に有酸素運動の主役である「バイク」は、姿勢や安定性によって得られる効果が大きく異なります。
当施設でも活用している3種類のバイクについて、運動強度や安全性、リハビリ段階に応じた使い分けのポイントを理学療法士の視点で詳しく解説します。

項目エルゴメーターリカンベントバイクミニバイク
姿勢椅子座位(やや前傾)背もたれ付き座位椅子座位(自由)
安定性◎(非常に高い)△(環境に依存)
安全性
負荷調整◎(細かく設定可能)◎(細かく設定可能)△〜○(簡易的)
運動強度中〜高低〜高
主な効果心肺機能向上・持久力改善安全な有酸素運動・関節保護活動量確保・廃用予防
対象者幅広い(一般〜回復期)高齢者・低体力・術後在宅・低活動者
リハビリ段階回復期〜維持期急性期後半〜回復期維持期・在宅
設置環境施設向け施設向け在宅向け
サイズ大きい大きい非常にコンパクト
価格帯中〜高
継続のしやすさ◎(習慣化しやすい)

使い分けのポイント(現場向けまとめ)

  • しっかり運動負荷をかけたい → エルゴメーター
  • 安全性・安心感を最優先 → リカンベントバイク
  • 在宅や習慣づけ重視 → ミニバイク

一言でまとめると

  • エルゴメーター:「標準・バランス型」
  • リカンベント:「安全・安定特化型」
  • ミニバイク:「手軽・継続特化型」
エルゴメーターの写真
エルゴメーター
Recumbentbikeの写真
リカンベントバイク
Minibikeの写真
ミニバイク

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【この記事の監修】
医療法人星陵会 仙台すこやかクリニック理学療法士