肺炎球菌は、重篤な病気を引き起こすため、ワクチン接種による予防が非常に重要です。
特に高齢の方や持病をお持ちの方は重症化のリスクが高まります。
現在、主に以下の種類のワクチンがあります。
1,ニューモバックス (PPSV23):
65才時の定期接種(公費補助あり)に使われます。免疫の持続期間は平均約5年で再接種が必要です。
2,プレベナー (PCV13) / キャップバックス (PCV15):
これらのPCV系ワクチンは、免疫の仕組み上、より長期的な効果が期待でき、追加接種は不要とされます。
PPSV23とPCV系のワクチンを時間差で接種することで、予防効果をさらに高めることが推奨されています。患者様の年齢や健康状態、過去の接種歴を考慮し、最適なワクチンと接種スケジュールをご提案いたします。
ご自身の健康を守るために、ぜひこの機会にご相談ください。
院長 山口 龍生
